7月24日(水)~26日(金)、2泊3日の日程で、東小6年生は、長崎県壱岐市へ修学旅行に出かけました。
本校の修学旅行は「体験型修学旅行」として位置づけしており、現地での活動を通しながら、「自分はこれからどう生きるのか」ということについて、「ふるさと教育」と「キャリア教育」双方の視点で考える機会としました。
1日目、24日。
7:45からの出発式では、突然の強いにわか雨に見舞われましたが、東玄関前で行ったのでほとんど雨に当たることなく無事終了し、欠席者もなく全員がバスに乗車しました。
最初の訪問先は一支国博物館。ここで昼食を取り、職員さんに説明をいただきながら館内を回りました。
途中、弥生時代の服(再現)を試着するコーナーでは、子どもたちが次々と服を着て、ちょっとした弥生ファッションショーでした。お土産コーナーには子どもたちが殺到し、昨年度までを知っている担任やバス運転手、カメラマンから「今年の子たちが今までで一番買い物をしている。」というお墨付きをもらい、3日目の財布の残金が心配になるほどでした。
次に原の辻遺跡(復元遺跡)を訪問し、集合写真を撮ったり、散策したりしました。7月末で暑さをかなり心配していましたが、幸いこの日は全員が我慢できる程度の蒸し暑さで、外での活動時間を短くする必要はありませんでした。
そのまま原の辻ガイダンスという施設に入り、「勾玉」を作りました。皆よく集中し、好きな色のひもに通して完成させました。3日間首から提げている子もいて、気に入ってくれた様子でした。最後に小島神社に行きました。ここは近年、「壱岐のモンサンミッシェル」として知名度が急速に上がっている場所で、今回はちょうど潮の満ち引きの大きな時期の干潮だったこともあり、この時間はかなり潮が引いていました。神社が島の反対側にあるため鳥居を過ぎたところでUターンするだけだったのですが、島までの約200メートルの、干上がった海底をたっぷりと往復することができました。
17時過ぎ、無事に福川荘に着きました。皆で挨拶した後、それぞれの部屋へ移動、夕食・お風呂・自由時間などを経て、22時には消灯しました。
夕食では、日頃あまり食べない子がおかわりをして皆が驚く場面があるなど、食べ物と同時に仲間との旅そのものも味わっているという感じでした。