修学旅行に行ってきました(2日目)

  6年生修学旅行2日目(7月25日)です。

 朝から、晴れ!前日も晴れでしたが、雲が通り過ぎる分、1日目はさほど暑くはなかったです。逆に25日は、仮に前日程度の暑さだったとしても活動が多いため、暑さ対策をしっかり取る必要があると感じた朝でした。


 朝食後の班長会。班長は「生活班長」と「活動班長」がいて、それぞれ班長会で集まり、担任と共に生活や活動の打ち合わせをしていきました。

 辰の島へ。青い海が眩しいです。もちろん、子どもの笑顔も眩しいですね。

 辰の島では集合写真を撮った後、砂浜でたっぷり遊ぶ組と、景勝地「蛇ケ谷」まで出かける組に分かれて過ごしました。どちらを選ぶか自分で決めさせる取組にしたので、子どもたちなりによく考えて行動したようです。

 勝本町の辰の島を後にして、1日目に歩いて渡った、芦辺町の小島神社へ。

 昨日今日と、同じ場所を2度も行った理由は、近年全国的に有名になった場所を使って、「満潮」と「干潮」の違いを自分の目で確かめてもらうためでした。これは理科の学習の一環で「潮汐力」を体験を通して学んでもらうための取組でした。24日には歩いて渡れた場所が、この日はすっかり海の底で、子どもたちも干潮との大きな違いを目で確かめることができました。さすがにこの日海底は歩けない深さまで沈み、堤防から眺めるだけでした。

 芦辺町の小島神社を後にして、郷ノ浦町「であいの村」へ。


 ここではまず昼食をとりました。次にシーカヤック、魚釣りの順に思い切り体験活動を行いました。写真は、ライフジャケット着用の説明を受けている様子です。

 シーカヤックは、無人島を目指し、上陸こそしませんでしたがその島を周回するなど、かなりの距離を2人1組で漕ぎました。この活動はかなり疲れたと思いますが、

・二人が力を合わせて漕がなければうまく前に進めない

・たとえ疲れても漕がない限り前へ進むことすらできずゴールへたどり着けない

・自分だけ楽をするとペアの相手に倍の負担をかけてしまう

ことなど、人生訓としても十分通用するようなことをいろいろ学べていたと思います。

 シーカヤックの後、場所を移動し、魚釣りへ。




 今年は何が釣れるか期待していたところ、サバの幼魚をはじめ様々な魚が釣れました。残念ながら1匹も釣れなかった子もいましたが、雰囲気は味わえたのではないかと思います。あわせて「キャリア教育」の視点から、漁師さんの仕事に少しでも関心をもってもらえれば幸いです。なお、釣った魚の内、幼魚は全てリリース、大きめの魚で食べられそうなもののみ持ち帰り、福川荘で調理してもらうことにしました。

 最後は、黒崎砲台跡をバスで横切り、猿岩へ。ここで集合写真を撮りました。

 撮影の後、移動するバスから、横向きの猿岩を正面から見てもらいました。

 実は猿岩は正面から猿の顔を見ようとしても、何だかよく分からない岩にしか見えません。つまり、特定の向き(左横向き)でしか猿に見えないのです。このことをもとに、子どもたちには次の話をしました。

・私たちは、人や物事をいつも一方向だけで見て、その見え方だけで決め込んでいないか?

・人も物事も違う見方をすれば、全く違う見え方になることがある。

・だから、例えばお友達のことも「●●さんはこんな人」と決めてかからず、いろんな角度から見てあげて、お友達の新しいよさを見つけてほしい。


 2日目の活動を終え、福川荘へ戻りました。夕食はBBQ。この時間まで晴れ渡っていた壱岐でしたが、途中雲がかかり軽く雨が降ったため、BBQは雨の当たらない場所で焼き、食事を行っている広い部屋でみんなでわいわいいただきました。なお、雨はすぐやんでしまい、結局外でも十分できはしたのですが、室内で食べる方が冷房もよく効いていたのでそのまま室内で食べることとしました。