修学旅行に行ってきました(2日目)6年

  5月29日(木)も晴れでした。

 2日目はこの修学旅行のメインとなる2つの活動と、辰ノ島・猿岩観光などがありました。

 瀬渡しの船に乗り、島へ。エメラルドグリーンの海が広がります。この島の見所の一つです。


 ぐるりと島を回り、上陸。

 「蛇ヶ谷(じゃがたに)」と呼ばれる景勝地を見に行ったり、砂浜で貝を拾ったり水切り(波佐見では「はま投げ」が通じやすいかも)をして遊んだり、集合記念写真を撮ったりしました。

 出会いの村への移動途中、1日目に歩いた小島神社を見に行くと、潮が満ちて海底は隠れてしまい歩けなくなっていました。昨年も述べましたが、同じ場所を2度も行った理由は、近年全国的に有名になった場所を使って、「満潮」と「干潮」の違いを自分の目で確かめてもらうためでした。これは理科の学習の一環で「潮汐力」を体験を通して学んでもらうための取組です。昨日歩いて渡れた場所が、この日はすっかり海の底で、子どもたちも干潮との大きな違いを目で確かめることができました。


 出会いの村に到着し、まずお昼のお弁当を食べ、シーカヤックに出かけました。この日は向かい風が強く、主に湾内で楽しみましたが、それでも十分盛り上がっていました。2人1組で漕ぐのは疲れたと思いますが、ここでは昨年も述べたように、

・(二人で)力を合わせて漕がなければ前に進めないこと

・たとえ疲れても漕がなければ目的地(今回はカヤック置き場)に辿り着けないこと

・自分だけ楽をすると他者(今回はペアの相手)にその分の負担をかけてしまうこと

など、人生訓として十分通用するようなことが学べたと思います。


 シーカヤックの後は車で移動し、魚釣りをする浮桟橋へ。




 今回は、アジのほか、小サバ、アラカブなどが釣れ、中でも15cm超のクロ(メジナ)が6匹釣れるというなかなかの釣果でした。「キャリア教育」の視点から、漁業・水産業に少しでも関心をもってもらえれば幸いです。なお、釣った魚は幼魚はリリースし、大きめの魚で食べられそうなものを持ち帰り、福川荘で調理していただきました。

 釣りの後、猿岩を訪れ集合記念写真を撮りました。

 担任から、猿岩が見る位置で全然変わって見えることの話がありました。その上で、友達を一面だけで見るのではなく、多面的に見てよさを知ることの大切さも伝えました。

・私たちは、人や物事をいつも一方向だけで見て、その見え方だけで決め込んでいないか?

・人も物事も違う見方をすれば、全く違う見え方になることがある。

・だから、例えばお友達のことも「●●さんはこんな人」と決めてかからず、いろんな角度から見てあげて、お友達の新しいよさを見つけてほしい。

 宿に戻って、夕食はバーベQ。先ほど釣った魚も登場し、大盛り上がりでした。