5月30日(金)、修学旅行最終日、この日も晴れで、3日間全て良い天気でした。
3日目は、当初予定してなかった、壱岐最高峰の「岳ノ辻」(標高213m)登山を行いました。登山と言っても駐車場から350m程登るだけです。皆良く登り切り、山頂の展望台から360度のパノラマを味わいました。うっすらと九州本土と対馬も見えました。元気な子どもたちは、3日目の朝だというのに上りも下りも走る子が多く、驚きました。
次に、3日目のメインとなる、イルカパークを訪れました。その手前にある串山海岸地層を見学し、ここが2500万年前の地層で壱岐の土台がむき出しになっている場所であることを学びました。
さあ、イルカパークです。ここでは、4頭いるイルカの訓練の様子を見たり、イルカに実際に餌をあげる体験を行いました。イルカは野生動物なので気まぐれです。餌やりになかなか来ない時間もありましたが、無事に終えることができました。
集合写真を撮ったり、お土産を買ったりして、あっという間にイルカパークでの時間を終えました。施設内のミニボルダリングを楽しむ子もいました。
イルカパークでは、施設職員が「イルカをコントロール(調教)することよりコミュニケーションを大切にしています。」と述べられました。恐らく全国初となる「コミュニケーション重視によるイルカの飼育」を自分たちで始めようという取組は、自分たちの将来における仕事や生き様を考えるよいヒントとなる、まさに「キャリア教育」でした。
この後、串山海水浴場へと出かけ、SDGsの観点から漂着ゴミを実際に調べる活動を行いました。今回は班で「SDGsの資料としてふさわしい写真を3枚撮りましょう。」という担任からのミッションに取り組み、その後辰の島と同様、貝殻を拾ったり石切をしたりする活動も行いました。
一通りの見学を全て終え、マリンパル壱岐で買い物と昼食をとり、壱岐をあとにしました。上陸した印通寺港から、再び「ダイヤモンドいき」に乗りました。「エメラルドからつ」には乗れませんでした。出港する際、福川荘の方々などが見送りに来てくださり、紙テープを投げてお別れをしました。
唐津港に到着し、伊万里でトイレ休憩を入れた後、昨年度とほぼ同時刻の17:40、無事東小学校に戻りました。
今回も、現地壱岐の方々をはじめ、保護者の皆様の理解と協力のもとで修学旅行を無事終えることができました。保護者の皆様は、お土産話を聞けたでしょうか。旅行前より我が子がちょっぴりタフになったかもと感じていただければ嬉しいです。
皆様、本当にどうもありがとうございました。