4年理科の授業風景から。
これは、空気(気体)、水(液体)、金属(固体)のそれぞれの、熱による体積の増加(膨張)を調べる実験です。空気や水と異なり、金属はなかなか「変化」がわかりません。それを調べるための、大事な実験です。
安全第一で取り組みます。目には全員「ゴーグル」をつけ、理科担当からの徹底した安全指導がなされます。図工や家庭科でもよくありますが、こういった安全指導は、子どもに自由に取り組ませて気づかせるのではなく、事故防止の観点から事前指導を徹底するのが筋です。もちろん、なぜなのかは考えさせます。意味も分からず「だめと言われたからしない。」程度では、事故にあうリスクは軽減できません。
実験用コンロで、実験器具の鉄球を加熱します。
時間が来たら、まずコンロの火を消して、輪に通します。すると・・・通りません!
氷水に入れて冷やすと、再び通ります。
このように、体験を通して学ぶ機会を大切にしたいです。